子どもたちが身体を動かす楽しさを分かち合う「しもかわっこ」|竹本礼子さん
@November 19, 2025 10:15 AM (GMT+9)
下川で「好き」や「得意」を活かした取り組みやイベントを紹介するコーナー。今月は子ども体づくり協会インストラクターの竹本礼子さんが主催・運営する子ども運動遊び「しもかわっこ」です。
「しもかわっこ」は、3歳から小学生までの子どもたちを対象に運動遊びを行う活動です。
何か特定のスキルができるようにすることが目的ではなく、神経系の発達・発育を促す運動や遊びを行います。
楽しく身体を動かしているうちに鉄棒ができるようになったり、早く走れるようになったりするような状態を目指していますね。
毎週1回、スポーツセンターの2階に集まって、鬼ごっこをしたり、ボールを両足に挟んで落とさないように寝転がりながら移動してみたり、四つん這いで後ろ向きに移動してみたり、チームを作ってゲームをしたり。
- *基礎的な運動能力を得るための「幼少期に身につけたい36の基本動作」**を網羅する動きを盛り込んでいます。全部で1時間のクラスですが、激しい動きと静かな動きを組み合わせてメリハリをつけています。
学校や地域の行事などとの兼ね合いで、子どもたちがダンスの発表会や運動会などを控えている時期は運動量や内容を調整しています。月に1回は屋外での活動も設けていますよ。
「しもかわっこ」を始めたきっかけは、自分の娘が3歳になり、同年代の子どもたちの身体の使い方に危機感を覚えたことです。
2015年から始めて10年以上続けてきましたが、参加してくれる子どもたちの身体の使い方や「しもかわっこ」へのニーズなど、さまざまな変化がありました。家庭の生活様式が変わり、言語能力や知能が高い子が増えてきた一方で、体幹が弱い子や反射神経が鈍い子も増加。
また、親同伴が必須の幼稚園世代の参加者が激減しました。便利な世の中になるほど子どもたちの運動能力も落ちており、運動を継続する習慣づくりがむずかしくなっていると感じています。
特に小学校に上がる前の子どもたちの基礎体力や運動神経系の発達に刺激を与える場として、もっとできることはないかと日々考えています。
ニーズの変化で言うと、これまでは発達や発育に関心を持つ親御さんと子どもたちの参加が多かったのが、最近は「純粋に身体を動かすのが好きな子」が増え、家や学校以外の居場所としての役割が大きくなっていることです。
運動遊びをする中で、できなかったことに挑戦する子も多く、突然「泳げるようになりたい」と言い出して本当に泳げるようになった子もいます。
ニーズが変わっても、子どもたちの成長の速さには驚かされっぱなしです。
「しもかわっこ」では学校の体育の授業とは違って成績表はありません。チームや個人で競う遊びもありますが、運動神経だけではなく、チームワークや別の能力でも勝てるゲームを行います。
いろいろな子に**「できた!」という達成感を味わってほしいし、協力する楽しさも知ってほしい。子どもたちが健康な身体で、のびのびと育ってほしいという思いは、活動開始当初から変わっていません**。
子どもの頃の基礎体力は、その子の人生の健康を支える土台にもなります。少しでも興味があるご家族には、ぜひ参加してみてくださいね。
Interview:立花 実咲
下川町のヒト
下川で暮らす人の生活、仕事、楽しみ。それぞれの日々の物語。
タノシモ、しもかわ。
関連サイト
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