下川で音楽と出会い、夢の宿泊業もスタート|小谷桃子さん
下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただくコーナー。今月は「ゲストハウス&カフェゆらり」を営業しつつ、バンド活動にも精力的な小谷桃子さんです。
引っ越そうと思ったのは、ずっとやりたかったゲストハウスを開業するためです。
昔から、よく母と一緒に旅に出ていたため、母と「いつか一緒にゲストハウスをやりたいね」と話していたんです。
当時は神奈川で暮らしていたため、はじめは関東エリアで移住先を探していました。でも母が下川町の隣の名寄市出身で、私も2〜3歳のころ名寄に住んでいました。
親戚も北海道にいて、母は北海道でゲストハウスを開業したい気持ちがあったようです。
そこで下川も含めて移住先を探し始めたら、家族で暮らせる家が見つかり、2021年に引っ越してきました。
最初は、子どものころ住んでいたとは言え、周りの環境が神奈川とあまりにも違うため、馴染めるか心配でした。
移住して間もなくは、刺激を求めて旭川や町外の街へ遊びに行くことが多かった気がします。
でも観光協会で働き始めてからは、町内外のいろいろな方と関わる機会が増えて、社会とつながるきっかけができました。
今は仕事が休みの日もほとんど下川町で過ごしています。その方が楽しくて。
現在ゲストハウスとして営業している物件は、下川に移住して来てから町内の方に紹介していただいて、見つけました。
母とタイのチェンマイという街を旅したとき、1、2週間くらい特に何もせず宿でのんびりと過ごしたことがあります。
それ以降、毎年必ず同じ宿へ宿泊するようになり、私もいつか旅人の拠点になるような宿をやりたいと思うようになったんです。
私たちが「ゲストハウス&カフェゆらり」で目指す過ごし方は、そのチェンマイの宿での体験が元になっています。
よそから来た方が、町内の飲食店や自然、地域の方々との関わりを楽しめる拠点になるといいなと思っています。
下川町は地域全体が家族のような町だなと思うんです。
人との距離が近くて、大切なことを相談できる関係性がたくさんできました。
ちょっとしたニュースなどがすぐ広がって驚くこともありますが(笑)人口が多くても人と繋がっている感覚が薄い都会よりは、居心地がいいなと思います。
そのため、ゲストハウスを開業してからは、下川町内の方の紹介で知って泊まりに来てくれるお客様がほとんどです。
今後は町内の方とお客様を繋ぐ場として、ゲストハウスの一階で飲食店も営業できるように、準備中です。
宿業以外で、下川町に来てから始めたことは音楽ですね。まさか音楽が暮らしに欠かせないものになるとは思っていませんでした。
月に一回、音楽が好きな大人や子どもたちが集まる「とんちんかん」というイベントに参加してから、自分でも演奏するようになりました。ピアノは以前習っていましたが、ウクレレは下川に来てから始めましたね。
今は「モーリーズ」というバンドのメンバーとして、町内のイベントでときどき出演して演奏したり歌ったりしています。
他にも仕事が休みの日は練習したり、違うグループで人前で演奏したり。7月にはガーデニング・フォレスト「フレペ」で開催されるイベントで演奏予定です。
興味があることに一緒に挑戦できる仲間がすぐ見つかったり、発表できる場があったり、なかったら自分たちで作れたりするのが、下川のいいところだと思います。
Interview:立花 実咲
下川町のヒト
下川で暮らす人の生活、仕事、楽しみ。それぞれの日々の物語。
タノシモ、しもかわ。
関連サイト
しもかわ財団のnote: note しもかわ財団
下川町の暮らしを動画で知る: YouTube 北海道下川町移住サポート
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