ふるさとの思い出を残したい。生演奏で夏を盛り上げる「盆ガールズ」
下川で「好き」や「得意」を活かした取り組みやイベントを紹介するコーナー。今月は毎年、生演奏で下川の盆踊りを盛り上げる「盆ガールズ」の活動を伺いました。
盆ガールズは、2010年から10名ほどで活動を始めました。
下川町での盆踊りは2002年を最後に、しばらく行われていませんでした。以前は地元の人たちが仮装して下川駅前を練り歩くなど、大賑わいだったと聞いています。
でもこのまま盆踊りが途絶えて、下川の子どもたちが盆踊りを知らないまま大人になってしまうのは、なんだかさびしいなと思ったんです。
そしてアイキャンスクエアの打ち上げの時にと盛り上がったのが、活動のきっかけでした。
とはいえ、盆踊りをやろうと話していたメンバーの全員が全員、踊りや音楽の経験があるわけではなかったので、民謡の先生に三味線や唄を基礎から教えていただきました。
太鼓は、渓流太鼓の方々に演奏してもらうところから始めました。活動を始めて間もない頃は、町内の方にも盆踊りに参加してもらえたらという思いで、ビールパーティや町民文化祭、敬老会など町内の催しに参加させてもらい「一緒に踊りましょう」と広報をしていた時期もあります。
盆踊りの主役は、なんといっても参加してくれる踊り手の方々です。私たちはお囃子で、当日を盛り上げられるよう毎年7月には全体練習を始めます。
そもそも私たちは、地域の子どもたちが大人になって下川や町外で暮らすようになってからも思い出せる、ふるさとの姿を残したい、そのためにできることをしたいという想いがあります。
でも盆ガールズの活動を継続できるのは、かつて盆踊りを踊っていた先輩たちや民謡の先生はもちろん、音響からやぐら作りまで、たくさんの町内の方々の助けがあってこそなんです。
活動を始めた最初の年は、親御さんたちから「子どもたちが浴衣を着ていく場所がなかったけど、今年は盆踊りに浴衣で参加できてよかった」と言ってもらえたのが印象に残っています。もちろん準備は大変なこともあるけど、毎年踊り終わると「やってよかったな」って思うんです。最近だと、高校生から「子どもの頃から盆踊り、踊っていたよ」と当たり前のように言ってもらえて。
もし2002年で盆踊りが途絶えてしまっていたら、その記憶も生まれなかったと思うと、続けてきてよかったと感じます。
現在の盆ガールズには、活動を始めた当初のメンバーから高校生まで、多様な人たちが参加しています。今年は歌が4人、三味線が3人、笛が2人、太鼓2名で生演奏します。
次回、盆ガールズが出演するのは8月10日(日)の「ちっちゃな縁日」です。家族や友達みんなで、ぜひ踊りに来てくださいね。
Interview:立花 実咲
下川町のヒト
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タノシモ、しもかわ。
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